令和5年12月4日の宇多津町議会にて、宇多津町のデジタル化を加速するべく谷川町長が宣言を表明しました。
今まで以上に、デジタルを活用した「住民サービスの向上」「行政運営の効率化」「持続可能なまちづくりの推進」に取り組んで行きます。
背景
日本は、人口減少や少子高齢化が加速するなか、自然災害の激甚化、新型コロナウイルス感染症の影響による「新しい生活様式」など、様々な社会課題に直面しており、急速に発展するデジタル技術の活用によって、これまでの行政サービスの在りかたを大きく転換することが求められています。
国においては、「デジタル社会形成基本法」をはじめとした、デジタル改革関連法を公布し、デジタル庁を新たに設置するなど、デジタル社会の形成に向け推進しているところです。
本町では、こうした状況を住民サービスや行政の在りかたを改革する契機と捉え、県内の町では初めてとなる「宇多津町デジタル化推進宣言」を表明しました。
宇多津町デジタル化推進宣言
人口減少・少子高齢化社会の到来により、これまでの行政サービスをいかに維持していくかが課題です。
宇多津町は、「誰一人取り残さない」「人に優しいデジタル化」を基本理念に掲げ、行政サービスにおけるデジタル技術の積極的活用により、住民サービスの向上や業務効率化に取り組み、持続可能なまちづくりを推進することを宣言します。
3つの取り組み
住民サービスの向上
「住民の手間」を省き利便性の向上を目指します。
- 行政手続のオンライン化の充実
- 窓口手続・申請手続の簡素化
- 24時間365日問い合せ対応
行政運営の効率化
業務の効率化や高度化を図ることで生産性の向上を目指します。
- AI・RPA等を活用した業務の効率化
- リモート会議、リモートワーク等の推進
- ペーパーレスの推進
持続可能なまちづくりの推進
社会課題を解決し、成長していく持続可能な社会を目指します。
- まちの魅力発信の推進
- わかりやすいデザインへの配慮
- デジタル活用スキルの格差解消