新型コロナウイルス感染症については、国内の感染者は首都圏を中心に急増しております。
そのような状況の中、安倍首相は4月7日、東京など7都府県を対象に新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言を発令いたしました。実施期間は7日から5月6日までの間であります。また、宣言を受け同日、香川県知事が県民に対し、不要不急の外出自粛をあらためて要請し、感染リスクが高い「密閉、密集、密接」の3条件に該当する場所を避けることを強く促したところであります。
宇多津町新型コロナウイルス感染症対策本部では、7都府県以外でも集団感染や爆発的急増のおそれがあることから、5月6日までの間の町主催のイベント・行事等については、原則中止又は延期することなどを決定いたしました。
つきましては、このような緊急事態を十分認識いただき、感染拡大防止の観点から町主催以外の行事等についても、下記の基準を参考にしつつ、中止又は延期等の自粛についてのご配慮を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
判断基準
本町主催のイベント・行事等の開催に当たっては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、国が示す「3つの条件が同時に重なる場」（1.換気の悪い密閉空間、2.人が密集している、3.近距離での会話や発声が行われる）を徹底的に回避する対策は、不可欠である。
このことを踏まえた上で、本町主催のイベント・行事等について、次のいずれかの事由（判断基準） に該当する場合は、原則、中止又は延期をするものとし、中止又は延期が困難である場合は、感染防止対策を講じた上で、規模を縮小して開催する。
- この時期に実施する必要性（緊急度）が低いもの
- 屋内の開催で、参加者が多数（おおむね30人以上）のもの
- 参加者相互の距離が十分に取れず、会話などが一定時間以上続くもの
- 高齢者や糖尿病心不全等の基礎疾患がある人が多く参加するもの
※なお、会議等を開催しない場合は、必要に応じ、書面表決などの手法を検討すること。
開催する場合の感染防止対策
- 発熱等の症状がある者へ参加自粛の要請を行うこと。
- マスクの着用など、咳エチケットを徹底すること。
- 会場にアルコール消毒液等を設置すること。
- 参加者間の距離(おおむね1～2ｍ以上)をとり、近距離での会話や発声を避けること。
- 屋内での開催の場合は、定期的に換気を実施すること。
※なお、会場の規模に応じ、適切な参加者数により開催するものとし、できる限り、開催時間の短縮に努めること。
※全国的に統一的な対応が求められる場合や関係機関等の了解が必要な場合など、本町独自の判断で開催の可否を決定することが困難な場合なものについては、個別の事情を踏まえて、開催の可否を決定する。