風しんの追加的対策について
風しんは平成30年7月以降の全国的な発生をふまえ、これまでに風しんの定期予防接種を受ける公的な機会がなく、抗体保有率が他の世代と比べて低くなっている世代の男性に対し、令和7年3月31日まで風しんの抗体検査の実施及び抗体がないかたに対する予防接種を公費で実施しています。
なお、妊娠を希望する女性や、風しんの抗体価が低い妊婦の配偶者など同居者も香川県が実施する「風しん抗体検査事業」を利用することができます。対象者や実施期間、検査の受付など詳細については県ホームページをご覧ください。
風しんとは
風しんは、感染者の咳やくしゃみ、会話などで飛び散るしぶき(飛沫)を吸い込んで感染し、1人の感染者から5~7人にうつす感染力の強い感染症です。自覚症状がない場合もあり、電車や職場など人が集まる場所で、気づかないうちに多くの人に感染させるリスクがあります。大人が風しんに感染すると、子どもに比べ関節痛が強いことが多く、発熱や発疹の期間も長く重症化することがあります。
また、妊娠早期(20週以前)の方が風しんに感染すると、目・耳・心臓などに障害(先天性風しん症候群)がある赤ちゃんが生まれることがあります。
風しんは、ワクチンで予防できる感染症です。
実施期間
令和7年3月31日まで
対象者
抗体検査時・予防接種時に宇多津町に住民登録があり、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性
※クーポン券の利用は、抗体検査・予防接種とも一度限りです。お手元にクーポン券が2枚以上あるかたは、古い方のクーポン券は破棄してください。
※有効期限切れのクーポン券はお使いいただけません。
検査・接種料金
公費負担につき無料
※接種時にクーポン券を持参されない場合は全額自己負担になります。
※抗体検査及び予防接種はそれぞれ1人1回の助成です。
風しんの抗体検査・予防接種の流れ
お手元のクーポン券と氏名・生年月日・住所がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証など)を実施医療機関に持参してください。
※宇多津町が発行したクーポン券は、抗体検査時・予防接種時に宇多津町に住民登録がなければ使用することができません。宇多津町外に転出された場合は、住所登録のある自治体でクーポン券の再発行を受けてください。
※新型コロナワクチンを接種する場合は、接種する前後は原則として13日以上の間隔をおくこと(2週間後の同じ曜日から接種可)とされています。また、新型コロナワクチンと同時接種はできません。
※本事業での接種ワクチンは、原則、MR(麻しん風しん混合)ワクチンです。麻しん(はしか)の予防にもつながります。
抗体検査・予防接種実施医療機関
抗体検査・予防接種については、全国の契約医療機関で受けることができます。厚生労働省のホームページにて契約医療機関をご確認ください。
クーポン券の発行・再発行について
令和5年3月1日時点の情報をもとに、抗体検査の受診が確認できていないかたには令和5年4月にクーポン券をお送りします。届いたクーポン券を使用して、有効期限内に抗体検査を受けてください。なお、受診結果の反映状況によっては、抗体検査がお済みのかたにも届いている可能性があります。あらかじめご了承ください。
宇多津町に転入されたかたは、転入前にクーポン券を使用して抗体検査を受けられた場合でも、宇多津町では転入前の抗体検査の実施状況が把握できないため、クーポン券をお送りしています。抗体検査がすでにお済みの場合は、今回届いたクーポン券は破棄してください。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性のうち、紛失・転入等によりクーポン券の発行が必要なかたは、以下の方法で再発行ができます。
- 宇多津町保健センターへ電話(0877-49-8008)で申請(平日午前8時30分~午後5時)
- WEB申請(24時間対応)(申請フォームはこちら)
- 宇多津町保健センターの窓口で申請(平日午前8時30分~午後5時)
1と2の申請方法は到着まで約2週間お待ちいただくことになります。お急ぎのかたは3の方法をご利用ください。