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入浜式の塩づくり
1. 浜引き
「まぐわ(馬鍬)」という道具をたてよこに引いて砂をならす。
最後に仕上げをして斜めに引く。
2. 浜飼い
浜引きのあとで塩を砂につけるため海水をまく。
1日に2~4回で3~4日間続けると塩が砂に着く。
(途中で雨が降ると濃度が下がる為最初からやりなおしとなる)
3. 入鍬
塩がついた砂「キラレ」を「柄振」とうい道具を使って、「沼井(ぬい)」という台にいれる。
4.穴すえ・もんだれかえ
沼井(ぬい)(台)の中に入れた砂を「金鍬(きんぐわ)」という道具でたいらにならして沼井(ぬい)(台)の横に埋めた「下穴がめ」という水槽の薄い「かん水(海水)」を「もんだれじゃく」という道具で沼井(ぬい)の中に入れる。
5.あげ水
海水を「担桶(にないおけ)」という道具で沼井のなかに入れ、砂をろ過し濃度を濃くする。
6. 穴掘り
沼井の中に入れた砂を金鍬で沼井の外に掘ってだす。
7. 釜炊き
釜屋の中にある平釜で塩水を煮つめる。(月に1~2回)
8. 打ち上げ
煮詰めた塩を「塩受け」にいれる。
9. 塩床
「塩受け」から「塩床」と呼ばれる木の箱にあつめる。
おいしい天然塩のできあがり。
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