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低未利用土地等の譲渡に係る所得税及び個人住民税の特例措置について

ページID:0001340 更新日:2025年1月14日更新 印刷ページ表示
【適用期間が延長されました!】 適用期間:令和2年7月1日から令和7年12月31日
令和5年度税制改正の大綱(令和4年12月23日閣議決定)にて、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除については、3年延長することが決定されました。併せて、令和5年1月1日から令和7年12月31日までの間に譲渡された土地については、適用要件や確認申請書の様式に一部変更がありますので御注意ください。

財務省「令和5年度税制改正の大綱(1/10)」(外部サイト)<外部リンク>

令和2年度税制改正において、租税特別措置法(以下「法」という。)、租税特別措置法施行令(以下「令」という。)及び租税特別措置法施行規則等の一部が改正され、新たに創設された特例措置です。

1 低未利用土地等の譲渡に係る所得税及び個人住民税の特例措置の目的について

地方部を中心に全国的に空き地・空き家が増加する中、新たな利用意向を示す者への土地の譲渡を促進するため、個人が保有する低額の低未利用地等を譲渡した場合の譲渡所得を控除することで、土地の有効活用を通じた投資の促進、地域活性化、更なる所有者不明土地の発生の予防を図るものです。

2 本特例措置の概要

本特例措置は、個人が、令和2年7月1日から令和7年12月31日までの間に、土地とその上物の取引額の合計が500万円以下等の一定の要件を満たす低未利用土地等の譲渡をした場合について、法第35条の3第1項の規定を適用して、当該個人の長期譲渡所得から100万円を控除するものです。

3 適用対象となる低未利用土地等とは

本特例措置の適用対象となる低未利用土地等とは、

  • 都市計画法第4条第2項に規定する都市計画区域内にあること。
  • 土地基本法第13条第4項に規定する低未利用土地(居住の用、業務の用その他の用途に供されておらず、又はその利用の程度がその周辺の地域における同一の用途若しくはこれに類する用途に供されている土地の利用の程度に比し著しく劣っていると認められる土地)又は当該低未利用土地の上に存する権利であること(本特例措置を適用しようとする土地の上に借地権等の権利が存する場合、当該土地の利用状況については、当該土地の上に存する権利の利用状況を確認します。)。
  • 本特例措置を適用しようとする土地等が低未利用土地等に該当すること及び当該低未利用土地等について買主が取得後に利用する意向があること等を町が確認したものであること。

を言います。

4 適用対象となる譲渡の要件

  1. 譲渡した者が個人であること。
  2. 上記3の本特例措置の適用対象となる低未利用土地等であること。
  3. 譲渡の年の1月1日において所有期間が5年を超えるものの譲渡であること。
  4. 当該個人がその年中に譲渡をした低未利用土地等の全部又は一部について法第33条から第33条の3まで、第36条の2、第36条の5、第37条、第37条の4又は第37条の8に規定する特例措置の適用を受けないこと。
  5. 令第23条の2に規定する当該個人の配偶者等、当該個人と特別の関係がある者への譲渡でないこと。
  6. 低未利用土地等及び当該低未利用土地等とともにした当該低未利用土地等の上にある資産の譲渡の対価の額の合計が500万円を超えないこと。
  7. 当該低未利用土地等の譲渡について所得税法第58条又は法第33条の4若しくは第34条から第35条の2までに規定する特例措置の適用を受けないこと。
  8. 一筆であった土地からその年の前年又は前々年に分筆された土地又は当該土地の上に存する権利の譲渡を当該前年又は前々年中にした場合において本特例措置の適用を受けていないこと。

5 適用対象期間

本特例措置は、令和2年7月1日から令和7年12月31日までの間に、上記4の要件を満たす譲渡をした場合に適用を受けることができます。

6 本特例措置による控除を受けるためには

個人が本特例措置を受けるためには、低未利用土地等確認書(町が書面等により、上記4の要件のうち、2及び3の確認をしたこと等を示す書類)及び当該低未利用土地等の売買契約書の写し等譲渡の対価の額が500万円以下であることを明らかにする書類を確定申告書に添付することが必要となります。
なお、低未利用土地等確認書に係る業務は、地域整備課が行います。

7 低未利用土地等確認書の交付申請に必要な書類

表1
 

提出書類

低未利用土地等であることの確認
  1. (別記様式(1)-1)低未利用土地等確認申請書
  2. 売買契約書の写し
  3. 以下のいずれかの書類(※1)
    1. 所在町等が運営する空き地・空き家バンクへの登録が確認できる書類
    2. 宅地建物取引業者が、現況更地・空き家・空き店舗である旨を表示した広告
    3. 電気、水道又はガスの使用中止日が確認できる書類(※2)
    4. その他要件を満たすことを容易に認めることができる書類(※3)
譲渡後の利用についての確認(※4) 【宅地建物取引業者の仲介により譲渡した場合】
(別記様式(2)-1)低未利用土地等の譲渡後の利用について

【宅地建物取引業者を介さず相対取引にて譲渡した場合】
(別記様式(2)-2)低未利用土地等の譲渡後の利用について

その他の要件の確認等
  1. 申請のあった土地等に係る登記事項証明書

(※1)申請のあった土地等が農地の場合は、農地法第30条に基づく農業委員会による利用状況調査の結果、同法第32条第1項各号のいずれかに該当すること(現に耕作の目的に供されておらず、かつ引き続き耕作の目的に供されないと認められること又は農業上の利用の程度が周辺の地域に比して著しく劣っていると認められること)が確認されていることによっても、確認可能です。
(※2)支払い証明書、料金請求書、領収書、お客様情報の開示請求に対する回答書、通帳の写し又はクレジットカードの利用明細(最終の料金引き落とし日が分かるもの)等
(※3)1.~3.を確認する書類を提出できない場合は、
 ・別記様式(1)-2により宅地建物取引業者が低未利用土地等であることを証する旨を確認します。
 ・2方向以上からの写真と併せて現地調査やヒアリングを行うことにより、低未利用地等であることを確認します。 等
(※4)別記様式(2)-1、(2)-2を提出できない場合に限り、別記様式(3)(宅地建物取引業者が譲渡後の利用について確認した場合)によっても確認可能です。

参考

低未利用地の適切な利用・管理を促進するための特例措置について(国土交通省HP)<外部リンク>

  • 制度の概要(国土交通省HP掲載資料)(添付ファイル参照)
  • (参考資料)低未利用地の適切な利用・管理を促進するための特例措置(国土交通省HP掲載資料)(添付ファイル参照)

確認申請書類の様式

添付ファイルをご確認ください。

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