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瀬戸内国際芸術祭2025 宇多津エリアの作品紹介
宇多津エリアでは、瀬戸大橋の開通を契機に再整備された「新しい町並み」と、神社仏閣や町家など、歴史や伝統を味わえる「古い町並み」を舞台に、4名の作家による作品展開と、2つのイベントが予定されています。
ut01 「色のない翼の彼方」
西澤利高(日本)
作品設置場所:臨海部(海ホタルと復元塩田の間)
(作品イメージ)
水族館の水槽などで使われる、約幅210×高さ130×奥行き80cmのアクリル板2枚を、作家は手作業で削り有機的なかたちにし、磨いて透明に仕上げる。
コンセプトは「水平線への記憶と距離」。
遠くだと思う使者はすぐそばにいる。その使者は遠くの者に近さを運ぶ。
そんなイメージを無色のアクリルと、はるかに広がるこの場の風景で表現する。
西澤 利高(日本)
作家情報
1965年岐阜県生まれ。
1992年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻修了後、神奈川を拠点に活動。
「薄さの向こう側」をコンセプトとしてさまざまな素材による立体作品を制作。
2009年から2013年までオランダ・デルフトにて大型野外彫刻を設置。
2020年感染症拡大を機に「狂った距離感」を表現すべく制作素材をアクリルに移し2022年UBE biennnale大賞受賞。
ut02 「Capacity」
シガリット・ランダウ(イスラエル)
作品設置場所:古街(こめっせ宇多津、旧三好商店)
ut03 「時を紡ぐ」
山本 基(日本)
作品設置場所:古街(倉の館 三角邸)
ut04 「The Imperative Landscape(2025)」
ゼン・テー(シンガポール)
作品設置場所:古街(伊勢之宮神社、八幡神社、旧鈴木理容店)
E15 塩サミット
塩サミットは瀬戸内国際芸術祭2025宇多津エリアで開催する、塩にえんのある人々が集まり、塩について語り尽くす大集会です。塩の研究者をはじめ、塩業関係者、さらに塩が名前につく人々や、塩尻、塩竈のように塩がつく地名の人々を招き、あらゆる角度から「塩」について語り尽くす、世界初の試みです。
日時:2025年10月5日(日曜日)
場所:ユープラザうたづ
E19 切腹ピストルズ(江戸一番隊)
和楽器の演奏をしながら、古街の町並みを練り歩きます。
日時:2025年11月2日(日曜日)
場所:古街エリアの一部
作品・イベント情報の詳細はこちら(瀬戸内国際芸術祭2025ホームページ)
https://setouchi-artfest.jp/artworks?area_genres%5B%5D=ag42&area_genres%5B%5D=ag70&area_genres%5B%5D=ag71&area_genres%5B%5D=ag72&kw<外部リンク>=
宇多津エリアの詳細情報はこちら(瀬戸内国際芸術祭2025ホームページ)
https://setouchi-artfest.jp/place/udadu/#about<外部リンク>