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流産・死産を経験された方へ
お腹に宿ったちいさな大切な命を、流産や死産などで亡くしたことによる悲しみや辛さは、はかり知れないものです。日々の暮らしの中で、昨日までできていたことができなくなったり、突然訪れたできごとに涙することもあるのではないでしょうか。つらい気持ちをひとり抱えたまま、誰にも話せずにいませんか。大切ななにかを失ったときに感じる悲しみは「グリーフ(悲嘆)」といい、自然な反応です。悲しみが和らぐまでの時間は人それぞれ違います。あなたの悲しみや苦しい気持ちが少しでも軽くなるお手伝いができたらと私たちは思っています。誰かに聞いてほしいと思ったときに相談できる場所や利用できるサービス、手続きをご案内します。
宇多津町での相談窓口
保健センターでの相談
保健師または助産師がお話を聞かせていただきます。お電話でのお話はもちろん、ご自宅や保健センターでお話をうかがうこともできます。
電話番号:0877-49-8008 受付時間:平日午前8時30分~午後5時
こころの相談
臨床心理士がお話を聞かせていただきます。時間予約制です。相談日等詳しくは「健康に関する相談」のページをご覧ください。
その他の相談窓口
香川県不妊・不育症相談センター
不妊・不育症に悩む方だけではなく、流産・死産による深い悲しみを抱える方のご相談も受け付けています。
香川県/不妊・不育症の相談<外部リンク>
認定NPO法人グリーフワークかがわ
グリーフ(悲嘆)の過程を通して、よりよい生き方を見いだせるよう、サポートをしている団体です。
認定NPO法人グリーフワークかがわ<外部リンク>
慈照寺(高松市由良町)大切な赤ちゃんとお別れしたパパとママのおはなし会
流産や死産などお子様とお別れされた方々とのお話会や個別相談を行っています。当事者であるご住職夫妻とお茶を飲みながらゆったりとお話をする場です。話して泣いてもいいし、聞くだけでも構いません。ありのままを大切にしている場です。
慈照寺<外部リンク>
手続きやサービスについて
母子健康手帳
返却いただく必要はありません。そのままお手元に残していただいてかまいません。
健康診査受診票
母子保健ガイドブック内の産婦健康診査受診票(藤色)は、受診の際に使用できることがあります。医療機関におたずねください。
出産育児一時金
妊娠12週(85日)以上であれば、流産、死産の場合にも支給されます。ご自身が加入されている健康保険組合へ確認してください。宇多津町国民健康保険に加入されている方は宇多津町健康増進課での手続きとなります。
妊婦のための支援給付金
令和7年4月1日以降に死産・流産された方は妊婦のための支援給付1回目と2回目の対象です。手続きについては、保健センターまでお問い合わせください。メールでのお問い合わせも可能です。
令和7年4月1日以降に妊娠届出済の方
妊娠届出時に申請し、すでに1回目を受給されている場合、返納の必要はありません。「胎児の数の届出」の提出が必要となります。申請用紙は保健センターにあります。
妊娠届出をされていない方(母子健康手帳をお持ちでない方)
「支援給付金申請」と「胎児の数の届出」が必要です。1回目と2回めの給付を合わせて支給します。申請には、妊娠を確認した医療機関が作成した「給付認定用診断書」の提出が必要です。
死産届
妊娠第12週以降の胎児を死産した場合、死産した日から7日以内(死産した日も含む)に届け出ることが必要です。
産後ケア事業
こころと体のケアやサポート、休息のために産後ケア事業を利用することができます。
働く女性の方へ
産後休業や母性健康管理措置、出産手当金等の対象となる場合があります。詳しくはこども家庭庁ホームページ<外部リンク>をご覧ください。